不思議の森の三日坊主 上演にあたって

さびしいのは、なぜだろう。

ともだち。なかま。大切なのはわかる。

でも、本当に大事なきずなは、こころのつながりは、いったいどこにあるんだろう。

パソコンで、スマホで、つながっている気がするけれど。

それで、それだけでいいんだろうか。

時をこえた、仲間たち。

友だちもいない、両親も亡くしてしまった、孤独な少年ひろし。

ある日ひろしは、父の形見のパソコンに映し出された景色に導かれ、とある村の寺に「三日坊主修行」にやってきます。

そこには、全国から同じように修行にやってきたこどもたちがいました。
でもひろしが出会うのは、彼らだけではなかったのです。

呪いによって闇に閉じ込められ、百年に一度、三日間だけ生きることを許される。
そんな恐ろしい運命を背負い、五百年もの間生と死の間をさまよい続けてきた少年少女たちが、ひろしを出迎えました。

そして言います。
この呪いを解けるのは、ひろししかいない、と・・・

失敗すれば、命を落とす。
はたしてひろしは試練を越え、彼らを救うことができるのでしょうか。

そしてその先で、ひろしが得た仲間とは・・・

気軽で、身近で、そして本物

「不思議の森の三日坊主」は、歌と踊りに彩られたミュージカルです。

親しみやすい登場人物たちとわかりやすいストーリーは、初めて舞台を観る人でもきっと引き込まれることでしょう。

それでいて、演出、音響、照明、それらはみな、劇団四季出身者をはじめとする、一流のプロの手で仕上げました。

誰もが身構えずに観られる舞台でありながら、本物の芸術でもある。

こどもたちだけではなく、大人たちにもぜひご覧いただきたい公演です。

演じるのは、等身大の役者たち

主人公のひろしをはじめ、出演する役者の半数以上は、ごく普通の小中学生。

大人の役者たちも、ほとんどはプロではありません。

そんな彼らが一年以上の稽古を重ね、この「不思議の森の三日坊主」の公演にのぞみます。

 

彼らが出演を決めたのは、ひろしと同じ、ちょっとしたきっかけと、ほんの小さな勇気だったのかもしれません。

 

学校も職場も、学年も年齢も違うみんなが出会い、交流を重ねて作り上げた舞台。

それは、もしかしたらあなたも立てるかもしれない舞台。

 

一歩踏み出せば手が届くような、そんなミュージカルを体験してみませんか。

 

2020年2月22日、23日。

都筑公会堂で、お待ちしています。